突発性難聴とは?

突発性難聴という病名を最近耳にした方がかなりいらっしゃることでしょう。有名な女性シンガーがこの病気にかかったことを告白したことで一気に注目されたのですが、突発性難聴とはどのような病気なのでしょうか?間単に言いますと、耳が聞こえなく、あるいは聞こえにくくなる症状で、原因不明のものをまとめて突発性難聴といいます。それまで健康だった人が、ある日突然耳が聞こえなく、聞こえにくくなるのです。症状としては、難聴に加えて、耳鳴り、めまい、吐き気、嘔吐なども伴います。また、突発性難聴は大抵の場合、片耳に発症しますが、まれに両耳に発生することもあります。突発性難聴になる人は、男女差はなく、一般に50〜60歳代に多くみられる病気でしたが、近年10〜30歳代の例も増え、老若男女・男女差のない病気となっています。

どうすれば治るの?

始めに言いますが、突発性難聴は完治が難しい病気です。病気を治すよりも、病気とうまく付き合っていくものとも言われています。症状が改善しても難聴や耳鳴りの症状が残る人が多くいるためです。この病気は原因がはっきりしないということですが、発症した人々の統計からストレスやウィルス感染、血液の循環の障害が原因ではないかと言われています。また、原因がはっきりしないということから、治療の方法も確立はされていません。薬剤での治療と安静が一般的ですが、自然に治る場合もあるし、薬剤でも治らないこともあります。ですが、この突発性難聴は早期発見が重要であり、発症から治療開始の期間が短ければ短いほど、改善が期待されます。おおむね突発性難聴の治療開始は発症から2週間以内が限度と言われており、これを過ぎると治癒の確率が大幅に低下します。

突発性難聴になったら...

それまで健康であった人が、突然難聴になるわけですから精神的ダメージはかなりのものです。ある日突然耳が聞こえなくなることを想像してみてください。症状は耳だけですので、見た目には健常者と何ら違いはないため、周りには理解がされづらいでしょう。また、耳が聞こえなくなると会話も聞き取りにくくなるため、人の付き合いを避けるようになるかもしれません。これまで生活の中で普通にしていた多くのことが、突発性難聴によってできなくなるのです。多くの人々がこの病気を理解することによって、突発性難聴の方々の悩みや困難さを少しでも軽くできるのではないでしょうか?また、突発性難聴と自覚できていない人がいても、周りで気づいてあげることができたならば、早期治療に繋がることでしょう。突発性難聴に限らず、色々な病気について知っておくことは、誰もが暮らしやすい社会には大切なことです。

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